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Yシャツ豆知識

2017/02/20

ワイシャツはパンツを兼ねた下着?だった。

英国や欧州では「シャツ」と言えば古くは肌着(下着)として扱われていました。

上着の下に着る物で外からは衿部分しか見えず、特に女性の目の前で勝手に上着を脱ぐのは礼儀に反している時代があり、その後1870年代には現在の「シャツ」の形に近い胸部の上から下へとボタンのある前開き形状になったとされています。

当時はホワイトシャツ=白無地ドレスシャツがエレガンスの典型とされ、ドレスシャツを頻繁に洗濯可能で、ある程度の数を所有するのが王侯貴族及び資産家のステータスとなっていました。というのもこの時代、街を歩けば煤で服が汚れてしまうといった状態で、洗濯してもすぐに汚れてしまうといった理由も背景にあります。

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