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Yシャツ豆知識

2017/02/21

番手と糸の種類

「〇〇〇番」とは生地のもととなる「糸」の太さを表す単位で番手が大きくなるほど糸は細くなり、生地がやわらかく薄くなるため、肌ざわりや風合いの良い生地になります。

大和屋シャツ店では、70番から300番手以上の最高級な生地まで取り揃えています。

また、シャツ生地に使用する糸には、1本の糸を使った「単糸」と2本の糸をより合わせて1本の糸にした「双糸」があります。

より合わせることにより丈夫になるため、番手の大きい細い糸(80番以上)は双糸にすることが多く、例えば100番双糸だとすると100番の糸を2本より合わせ、50番単糸ぐらいの太さに仕上げた糸ということを表します。

確かに一本だけの単糸として使うなら弱いのですが、二本をより合わせた双糸となると、太い糸よりも丈夫な糸ができあがります。

もし、綿であるなら比較的シワになりにくく、お洗濯をして干す時に生地をのばしておけば復元力が高いのでアイロンも簡単。

100番双糸を使用した生地は糸が細くしなやかなため、やわらかな肌触りと風合い、艶やかな光沢を持った仕上がりになります。綿100%でないとダメだというお客様は、ぜひ試してみて下さい。

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